ウイルスから身を守る!

こんにちは。PC School Linkです。久しぶりに記事です。

さて、皆さんは普段的にスマホやタブレット、パソコンはお使いですか?

2021年12月24日に次のような記事が掲載されました。

マルウェアに感染するスマホ増加中、被害者にならないために何をすべき?

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20211224-2237890/

スマホに対するコンピュータウイルスの感染被害はかなり以前からありました。被害が出た初期は主にAndroid中心に被害が出ていましたが、現在ではiPhoneやAndroid、iPad、Windows、MacBookなどに関係なく被害が増えてきています。ウイルス対策ソフトもWindows用やAndroid用、iOS用など多くのOSスマホ、タブレット、パソコンに対応しています。中には「そんなに大した情報入ってないし」、「アプリや写真がいっぱい入ってて容量ないし」、「お金かかるならいらないや」と言ってしっかりと対策をしていない人もいらっしゃるのではないでしょうか?中にはメーカーのウイルス対策ソフトが標準で入っている場合もありますので必ずしもウイルス対策ソフトを買う必要はないかもしれません。

しかし、くれぐれも注意していただきたいのが「ウイルス対策ソフトFree」のように無料で使えるウイルス対策ソフトです。もちろん世の中に存在している無料のウイルス対策ソフト全てが危険なわけではありません。しかし、中にはウイルス対策ソフトに見せかけて(端末内のウイルス探索をしているように振る舞って)実はコンピュータウイルスを端末内に呼び寄せているものもあります。

他にもウイルス付きのアプリやデータを開いたために感染してしまい、端末内のデータを全て暗号化して身代金を要求するようなものもあります。

他にも挙げればキリがありませんが、スマホやタブレット、パソコンは情報資産の宝庫です。持ち主にとっては大した価値を持たない情報かもしれませんが、悪意のある人達にとっては文字通り「宝」かもしれません。少なくてもスマホやタブレット、パソコンは「個人情報」が詰まっています。個人情報は場合によってはお金になることもあります。

個人情報が免許証やマイナンバーカードなど物理的に存在していれば盗まれたりすれば気づくのですが、電子データの場合は盗まれても無くなったりするわけではないので気づかないことが多いです。

現在では「ガラケー」と呼ばれるスマホ以前の携帯電話の時代ではコンピュータウイルスは主にパソコンだけのものでした。しかし、スマホは位置づけ的には携帯電話の延長線上にはいますが、実際には電話機能付き超小型パソコンです。2022年1月時点で発売されているスマホや2000年代に主流だったパソコンと性能的には同格かそれ以上ではないでしょうか。

個人情報の狙い方はいくつかありますが、コンピュータウイルス感染も1つの方法です。そしてこれはウイルス対策ソフトである程度は防ぐことが出来ます。とはいえ、せっかくスマホやタブレット、パソコンに入れてもウイルス対策ソフトを停止させては意味がないのでくれぐれも停止させないで下さい。

さて、タイトルにもある「ウイルスから身を守る」ためのルールがあります。

1:ウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルは必ず更新する

2:怪しいサイトやウイルス対策ソフトが警告するようなサイトのページは開かない(端末が自動的にウイルス付きファイルをダウンロードする場合があります)

3:知らない相手から送られたファイルは開かない(ウイルス付きファイルの可能性があります)。例え知り合いでも長い間、音信不通だったにも関わらず急に連絡してきてファイルを送ってきた場合には注意して下さい。

4:ウイスル感染が発覚したらインターネットに接続しないで下さい(インターネットを介して更に感染を広げたり、他のコンピュータウイルスを呼び込む可能性があります)。

また、2021年年末あたりに警告が出ていましたが、パソコン画面にウイルス感染したことを警告する画面を表示し、そこに書かれたヘルプデスクに電話させるという事例がありました。中にはコンピュータウイルスに感染させる以外の方法でも個人情報は狙われているので用心して下さい。

Linkではこうしたセキュリティの勉強をできる講座も用意しています。