キーボード入力[タイピング]を速くするコツ
スマホではフリック入力が可能ですが、パソコンではキーボード入力が必要です。スマホのフリック入力のほうが速いように思いますが、入力する文字数が多い場合はキーボード入力のほうが速く入力ができます。皆さんはキーボード(手元)を見ずに入力ができますか?
ここではキーボード入力を速くする方法についてご紹介していきます。
キーボードの配置に慣れる
まずはキーボードの配置を覚えて慣れることです。
ここで重要なのは単にキーボードの配置を覚えるだけではなく「どの指でどのキーを押すのかをしっかり覚えること」です。一応キーボードには「かな入力」という1つのキーで1つのひらがなを入力する方法があるにはあるのですが、ほとんど使われないし50音全ての配置を覚えなければならないのでオススメしません。それに比べて「ローマ字入力」はアルファベット26文字の組み合わせなので26文字の場所を覚えるだけでいいのです。「かな入力」の約半分ほどですみます。
この時にいきなり「ひらがな」や「漢字」などの日本語を入力しようとすると大変なので、まずは短い英単語入力から始めていき、しっかりキーボードの配置を指に覚え込ませていきましょう。
指に完全に覚え込ませるのは日々の積み重ねが大切になってきますし、とても大変ですが、ここで我流の指の使い方を覚えてしまうと後で正しい指の使い方を覚え直すのがとても大変になるのでしっかり覚えていきましょう。
現在のスキルに合わせた練習内容にする
多くの方が日々入力するのは日本語だと思いますので最終目標は「日本語入力を手元を見ずにできるようになること」ではないでしょうか。
しかし、日本語には「ひらがな」「カタカナ」「漢字」があります。特に「カタカナ」と「漢字」の入力は「変換キー」が必要になります。
まずは短い文字数の英単語から入力することをオススメします。初心者向けのタイピングソフトではアルファベットを1文字ずつ入力するタイプのものもありますが、意味のある英単語のほうが記憶しやすいかと思います。※入力する文字と画面、手元と3つを確認しながら入力するのはとても大変で疲れるので入力する文字を覚えてから画面と手元を見ながら入力するのが良いでしょう。
短い英単語の入力から初めて次のようなステップで練習内容を変えていきます。
- 短い英単語の入力
- 英語の熟語の入力
- 英語歌詞の入力
- 短いひらがなの入力
- 諺やセリフなどの少し長いひらがなの入力
- 諺やセリフなどの少し長いひらがな・カタカナを含んだ入力
- 諺やセリフなどの少し長いひらがな・カタカナ・漢字を含んだ入力
- 童話などの長めの文章
上記の1〜3でしっかりとどのキーをどの指で押すのかを覚えておけば4〜9に行ったときに有利になります。逆にいえば1〜3を疎かにして4〜9に進めばあまりスピードは上がりません。
入力スピードアップのコツ
ここまで来ればある程度、どのキーをどの指で押すのかが身についてきたのではないでしょうか。手元を見ずに入力はできるようになりましたか?キーボードのスキルアップは人によって全然異なるため、ここで説明していることが全てではないことはご留意下さい。
その上で、スピードアップのコツをお伝えします。入力する文章をある程度、覚えてから入力してみて下さい。確認しながら入力すると
- 入力する文字を確認する
- ローマ字に分解する
- 入力するキーを理解する
- キーを押す
- (漢字やカタカナの場合は)変換する
という流れを1文字ごとに繰り返す必要があります。
短くてもいいのである程度の長さの文章を覚えてしまえば入力する文字を確認する手間が省け、キーボードの配置を覚えれば手元と画面を互いにチェックする手間も省けます。英語入力やひらがな入力では「変換する」というのがないのですが、漢字を入力する場合にはしっかり画面を見なければ誤変換してしまうことがあります。
キーボード入力に慣れてくると自然と日本語をローマ字に分解する事ができるようになります。
キーボード入力は1日、2日で速くなるものでありません。少しずつでも日々の積み重ねが大切です。
Linkのタイピング講座では一人ひとりの進歩に合わせてアドバイスをしていきます。