応用情報技術者試験 令和4年秋期 問20
アクチュエーターの機能として,適切なものはどれか。
ア:アナログ電気信号を,コンピュータが処理可能なデジタル信号に変える。
イ:キーボード,タッチパネルなどに使用され,コンピュータに情報を入力する。
ウ:コンピュータが出力した電気信号を力学的な運動に変える。
エ:物理量を検出して,電気信号に変える。
出典 IPA公開[過去問題]:https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt80000008smf-att/2022r04a_ap_am_qs.pdf
アクチュエーターとは
CPUからの電気信号指示によってモーターを回すなどの機械的な力学運動に変換する駆動装置のことです。
例えば自動ドアではセンサによって物体を検知し、自動ドアに搭載されたコンピュータによって自動ドアを開閉する指示が出され、内部モーターを動かしてドアを開閉します。IoTの分野でも光センサによって自動的にカーテンを開閉できるなどこれからの活躍が期待されます。
正解は、「ウ:コンピュータが出力した電気信号を力学的な運動に変える。」です。
※アクチュエーターに関する問題には「電気信号を力学運動に変える」という点が必ず出題されています。ですが、さらなるIoTの活躍により出題パターンが増えるかもしれないので暗記ではなく、用途も含めてしっかり覚えましょう。