[第68回]国家試験解説[AP令和4年秋]

応用情報技術者試験 令和4年秋期 問54

あるシステム導入プロジェクトで,調達候補のパッケージ製品を多基準意思決定分析の加重総和法を用いて評価する。製品A~製品Dのうち,総合評価が最も高い製品はどれか。ここで,評価点数の値が大きいほど,製品の評価は高い。

ア:製品A   イ:製品B   ウ:製品C   エ:製品D

出典 IPA公開[過去問題]:https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt80000008smf-att/2022r04a_ap_am_qs.pdf

加重総和法では各製品の項目ごとの値と評価項目の重みをかけて合計を求めます。

製品A:7 × 5 + 9 × 1 + 8 × 4 = 35 + 9 + 32 = 76

製品B:8 × 5 + 10 × 1 + 5 × 4 = 40 + 10 + 20 = 70

製品C:9 × 5 + 4 × 1 + 7 × 4 = 45 + 4 + 28 = 77

製品D:9 × 5 + 7 × 1 + 6 × 4 = 45 + 7 + 24 = 76

正解は、「ウ:製品C」です。