[第22回]国家試験解説[AP令和5年秋]

応用情報技術者試験 令和5年秋期 問56

Y社は,受注管理システムを運用し,顧客に受注管理サービスを提供している。日数が30日,月曜日の回数が4回である月において,サービス提供条件を達成するために許容されるサービスの停止時間は最大何時間か。ここで,サービスの停止時間は,小数第1位を切り捨てるものとする。
〔サービス提供条件〕
・サービスは,計画停止時間を除いて,毎日0時から24時まで提供する。
・計画停止は,毎週月曜日の0時から6時まで実施する。
・サービスの可用性は99%以上とする。

ア:0  イ:6  ウ:7  エ:13

出典 IPA公開[過去問題]:https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/ps6vr70000010d6y-att/2023r05a_ap_am_qs.pdf

全体の稼働時間の求め方

1日の稼働時間:24時間

1か月の稼働時間:30日×24時間=720時間ー総計画停止時間=696時間
※総計画停止時間:4日×6時間=24時間 は除外する必要があります。

696時間の稼働時間のうち、稼働率を99%以上にするためには
696時間 ×(1-0.99)=6.96時間 に収める必要があります。
※停止時間が6時間の場合、690時間÷696時間=0.9913・・≒99.1%になります。

正解は「イ:6」となります。