[第34回]国家試験解説[AP令和5年春]

応用情報技術者試験 令和5年春期 問31

通信技術の一つであるPLCの説明として,適切なものはどれか。

ア:音声データをIPネットワークで伝送する技術

イ:電力線を通信回線として利用する技術

ウ:無線LANの標準規格であるIEEE 802.11シリーズの総称

エ:無線通信における暗号化技術

出典 IPA公開[過去問題]:https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/ps6vr70000010d6y-att/2023r05h_ap_am_qs.pdf

PLC( Power Line Communication )とは

Power Lineとは電力線のことです。電力線を使った通信回線のことをPLCと言います。

通常、コンピュータ同士の通信にはLANケーブルを使いますが、結局は電気信号なので、電力線を通信回線にしようとする技術です。

有線LANの機器ではどうしてもLANケーブルが必要となるので、場合によっては非常に長いケーブルが必要となりますが、PLCを使うことでコンセントさえ確保できればLANケーブルがなくても通信が可能となります。

正解は、「イ:電力線を通信回線として利用する技術」です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です